観戦後記:ヘルタ vs バイエルン・ミュンヘン: ブンデスリーガ第27節
今、NHKのBSでブンデスリーガ第27節:ヘルタ vs バイエルン・ミュンヘンを観戦しています。
記事を書きながら現在進行中、現在前半20分頃で0-2です。
録画放送なので結果は調べればわかりますが、
この様子を見る限りバイエルンの最速優勝は揺るがない気がします。
それくらい強い。
グアルディオラ監督が注入したポゼッションサッカーのDNAは、
ドイツの地で大輪の花を咲かせています。
この強さはどこからくるのか?
ひとつは玉離れの早さにあると思います。
試合を見ていますが、通常の2歩ぐらい先でパスが出ています。
早いうちにパスを通すので、出しても受けても余裕があり成功率が高い。
前節のマインツ戦ではパス本数が相手の4倍も通していたそうです。
本来、0トップのポジションも試合中にかなり変化しています。
ヘルタの隙を確実に付く形。
解説の早野さんおっしゃっていますが、
ヘルタ選手が青いコーンと化しています。
それくらいバイエルン選手がスルスルと間をすり抜けて生きます。
バイエルンは良い意味で中心選手がいない感じがします。
普通、攻撃の中心になる選手にボールが入ると
一気に前線の選手がスピードアップし相手ゴールに襲い掛かります。
日本代表ならそれが本田選手や遠藤選手だったりします。
バイエルンのサッカーを見ていると、
それがどの選手からでも始まるようです。
スペースを見つけてフリーの選手が走り出す。
それだけが攻撃のギアをあげる決まり事にしているようです。
しかもトレーニングのトリカゴのようにパスがつながるので
相手選手のほうが走る距離が多くなり後手後手になるため、
先に疲弊しています。
CLやW杯(ドイツ)もかなり期待できるんじゃないかな。