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V・プレミアリーグ 2014/15シーズン開催方式ならびに順位決定方法の変更

一般社団法人日本バレーボールリーグ機構より、2014/15シーズンのV・プレミアリーグならびにV・チャレンジリーグの開催方式ならびに順位決定方法を次の通りに、変更することがアナウンスされました。

【2014/15 V・プレミアリーグ
■ 大会方式

(1)男女とも8チームによる3回戦総当たり方式によるレギュラーラウンドを行う。
(2)レギュラーラウンド上位6チームがプレーオフに進出する。残りの下位2チームの最終順位は確定し、V・チャレンジマッチ(入れ替え戦)に出場する。
(3)プレーオフは6チームによる1回戦総当たり方式で行い、プレーオフ最上位のチームが優勝決定戦に進出し、2位チームと3位チームがセミファイナルに進出する。プレーオフ4位~6位のチームの最終順位が確定する。
(4)セミファイナルはプレーオフ2位チームと3位チームによる1回戦で行い、勝者が優勝決定戦に進出する。敗者は最終順位が3位に確定する。
(5)優勝決定戦はプレーオフ1位チームとセミファイナル勝者による1回戦で行い、勝ったチームが優勝、
    敗れたチームが準優勝となる。
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■ 順位決定方式
<レギュラーラウンド>
(1)ポイント制を導入し、試合結果により次のポイントを付与する。
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(2)レギュラーラウンドのリーグ戦の順位は、獲得したポイントの高いチームを上位とする。2つあるいはそれ以上のチームの獲得ポイントが並んだ場合は、勝率の高いチーム、勝率も同率の場合はセット率、セット率も同率の場合は得点率の高いチームを上位とする。
尚、得点率も同率となった場合は、当該チーム間での計算を行い、ポイント、勝率、セット率、
得点率の順で上位チームを決める。

プレーオフ
(1)プレーオフ進出チームにはレギュラーラウンドの成績(順位)により予め、次の持ち点(ポイント)を付与する。

プレーオフ進出チームに付与する持ち点の内容】
       1位・5点 2位・4点、3位・3点、4位・2点、5位・1点、6位・持ち点なし
    (※)上記の順位はレギュラーラウンド順位

(2)プレーオフのリーグ戦の順位は、プレーオフ進出時に付与された持ち点(ポイント)に、プレーオフで獲得したポイントを加算し、ポイントの高いチームを上位とする。ポイントが並んだ場合は、レギュラーラウンド順位上位チームを上位とする。
【2014/15 V・チャレンジリーグ
  (1)大会方式は2013/14シーズンまでと同様の大会方式にて行う。
  (2)順位決定方式は2014/15V・プレミアリーグレギュラーラウンドと同様の方式(ポイント制)を採用する。

プレミアリーグ新方式により期待される効果】

① レギュラーラウンドの順位をプレーオフに反映させ、優勝決定戦進出における有利性とすることで、
レギュラーラウンドを活性化させること。
ポストシーズンの長期化による、ポストシーズンの緊張感の創出。
③ ポイント制導入による、“世界大会基準”の順位決定方法の導入。



<ご参考>
2013/14シーズンまでのプレミアリーグ開催方式(該当個所のみ抜粋)

■ 大会方式
(1)レギュラーラウンドは男女とも8チームによる4回戦総当たりリーグ戦を行う。
(2)ファイナルラウンドは、レギュラーラウンドの上位4チームによる1回戦総当たりリーグ戦(セミファ
イナル)とその上位2チームによる優勝決定戦(1試合)、下位2チームによる3位決定戦(1試合)を行う。

■ 順位決定方法
(1)レギュラーラウンド、およびファイナルラウンドのリーグ戦の順位は、勝率の高いチームを上位とする。2つあるいはそれ以
上のチームが同率となった場合は、セット率の高いチーム、セット率も同率の場合は、得点率の高いチームを上位とする。
なお、得点率も同率となった場合は、当該チーム間での計算を行い、勝率、セット率、得点率の順で上位チームを決める。
(2)レギュラーラウンドの成績によって、最終順位の5位から8位の順位を決定し、上位4チームはファイナルラウンドに出場する。
(3)ファイナルラウンドに出場した4チームのセミファイナルリーグ戦(1回戦総当たり)を行い、1~4位の順位を決める。
セミファイナルリーグ戦の1位チームと2位チームが対戦(1試合:優勝決定戦)し、勝ったチームが優勝、敗れたチームが準優勝となる。3位チームと4位チームが対戦(1試合:3位決定戦)し、勝ったチームが3位、敗れたチームが4位となる。

 

要約するとこれまで4レグまで総当りで行っていたのを、

3レグまでの勝ち点制に移行するということ。

これをレギュラーラウンドと呼んでいます。

これまでのセット率ではなく、獲得セットにしたがっての勝ち点。

 

3レグまでの勝ち点の積み上げで、上位6チームが総当りのプレーオフラウンドを行います。

下位2チームはチャレンジマッチで、V・チャレンジリーグとの入れ替え戦に回ります。

 

プレーオフラウンドの総当たり戦の結果、

上位3チームによる変則の決勝トーナメントを行い、

リーグ覇者を決めるということです。

 

つまりレギュラーラウンドの順位が1位でも、

プレーオフラウンドでひっくり返される可能性があるということ。

このあたりプロ野球のリーグ戦とクライマックシリーズの関係に似ています。

 

懸念はレギュラーラウンドは負けチームにも勝ち点が与えられるため、

勝率と食い違う可能性があることかな。

そのあたりは勝ち点が並んだときに考慮されるみたいだけど。

 

また試合中にもシビアに勝ち点が意識される可能性がある。

つまり2セット先取された場合、勝ち点は1もしくは2となる。

逆の立場だと、2セット先取しても食い下がられると

勝ち点が減る可能性がある。

 

試合がこれまで以上に最後まで目が離せなくなりそうですね。

あと個人賞とかはどうなるのかな?