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鑑賞後記:「るろうに剣心 京都大火編」

るろうに剣心

 

るろうに剣心 全14巻セット (集英社文庫―コミック版)

るろうに剣心 全14巻セット (集英社文庫―コミック版)

 

 

私くらいの世代には青春時代、リアルタイムでジャンプで読んでいた一作です。

特に幕末から維新にかけての物語とか「中二病」をくすぐる設定。

幕末、「人斬り抜刀斎」と恐れられた剣客が、明治の平和の世に「不殺」の誓いを胸に人斬り抜刀斎の亡霊と戦う。

 

第1作ももちろん観ていました。

観た感想は日本にもこれだけのスタントをこなせる俳優がでてきたか、という喜びだった。

それだけ大友監督の見せる殺陣のスピード感はたまらない。

 

そしてその続編、因縁の地「京都」へまたもや過去の亡霊との対決に赴くというストーリーです。

おそらくなんだけれど、前作で完結する予定だったところを、興行的に成功したので続編を、って流れなんだろうけど、物語がうまくつながるか不安だった。

 

感想

いやー、やはり大友監督のアクションシーンにかける情熱は素晴らしい。

特に前回なかった警官隊と志士雄一派との乱戦。

それをあのレベルで見せるというのは、邦画の未来を見た感じ。

 

もちろん、それぞれの役者のアクションシーンも素晴らしい。

特に主演の佐藤健くんの剣心の神速の再現はもはや彼にしかできないであろう。

 

一方、脇を固める豪華俳優陣。

斉藤一役の江口洋介さんが渋すぎ。

あと伊勢谷友介さんと田中泯さんの戦闘シーン。回天剣舞・六連が炸裂します。

これまで大人しい役が多かった土屋太鳳ちゃんの操ちゃん。それが一点、元気っ子の上にアクションまでこなします。

 

どれもこれしかないという出来だったと思う。

 

一つ残念だったのは、十本刀のキャラがあまり目立たなかったこと。

これは続編で細かく描かれるのかな。

 

あと希望としては京都編に続き、追憶編もぜひ実写化してほしい。

 

ちなみに今作は続いて公開される「伝説の最後編」の前編部分となります。

なので続編の公開が楽しみで楽しみで。

 

最後に坂本竜馬も出てきます(笑)