月夜野彩音 ピストンズ#6『夢見る喜世子レヴュー』 @スタジオ空洞 2016/10/01
公演情報
レポート
マンションの地下室みたいな空間のスタジオ空洞。
まず入ると開演時間前にも関わらず、すでに舞台は始まっていました。
舞台奥が薄い布で仕切られていて、その向こうには控室のような空間があり、出演者たちが、まるで舞台前に準備をするかのように動き回っています。
まるで控室をのぞき見しているような、罪悪感と好奇心を掻き立てられます。
幕が開くと激しいダンス。
露出が高くセクシーだが下品ではないそのダンスに一気に引き込まれました。
出演者はみな綺麗で、うっとりと見入ってしまいます。
特に真寿美さんの演技は後半にかけて次第に鬼気迫るものになっていきます。
この小スペースだからこそ感じ取れるの一挙手一投足、息遣いが胸を締め付けてきます。
ものすごい完成度の高い舞台でした。
月夜野彩音も持ち前のうぶさが前面に出ていて、いい役をもらったなと思います。
これからは役の幅を広げていってほしいです。