Saku 『春色ラブソング』発売記念 ワンマンライブ@タワーレコード渋谷店B1 CUPUP STUDIO 2016/03/12
溜めていた記事の中で最も、どう書こうか悩んだレポートです。
セットリスト
- ZOMBIE MORNING
- 1st Q&A
- ゆがんだやつ
- Silver Moon
- Lost In Translation
- Violent Tiger
- SAKU-TV
- 春色ラブソング
- ココアミルク
- START ME UP
- Girls & Boys
- あたしを好きだなんて天才かも
en1.桜の時/aiko(Cover)
en2.同じ空
en3.走る少女
サポートメンバー
-
山本健太(Key & Cho)
-
坂本夏樹(E.Gt & Cho)
-
林束紗(Bass & Cho)
-
cheeta(Drumsv& Cho)
レポート
本人もライブ後のブログで触れていましたが、この日Sakuちゃんは不調で声が出ていなかった。
それは一曲目で早くも感じ取れた。
今までこんな苦しい歌い方をしていたかな?って。
それくらい絞り出すように歌っていた。
中盤にあるとほぼ声が出ずになんども歌詞が飛ぶ。
それをSaku本人が一番悔しく感じ、途中で涙を流した。
全く思うようなパフォーマンスができず下を向くSakuに
私は思わず声をかけた「頑張れ!」と
彼女は涙ながらに話し出した。
前日から喉が不調だったこと。
こんな声だとみんな帰ってしまうのではないかと不安だったこと。
4年間務めたタワーレコード渋谷店への凱旋ライブということも彼女の心の重しになったであろう。
私はライブは生ものであるとつねづね感じる。
完璧な音源を求めるのであればCDなどで十分である。
ライブ会場にはそれだけでは伝わらない熱量があるから行くのである。
そしてこの日の後半、吹っ切れたSakuのパフォーマンスはそれを十分感じさせてくれた。
アーティストとしては納得のできるパフォーマンスではなかったかもしれないが、それでも楽しむことができたライブは成功だと思う。
帰りの際、彼女は必ずこのリベンジをさせてくださいと言っていた。
私はそのライブを期待したいと思う。
あとライブとは関係ないのですが、『春色ラブソング』はかなり売れ線の曲だと思う。
これで商業的に成功しないと結構厳しい気がする。
入場前の列で前列の女性が話していたが、インディーズの頃とだいぶ曲調が変わってきている。
インディーズの頃は渋谷系ともいわれたが、今はかなりの王道Popsだ。
継続は力なり。リリースを続けることで広がることを期待したが、もう1ステップ上がった活動をしてほしい。もちろん売れることがすべてじゃないけれど。
同世代の彼女たちと刺激しあって前へ進んでくれればと思います。
最後に彼女の決意を読んでいただければと思います。